愛知県岡崎市で「ハナロロ」のブランド名でビーズクッションを作っているタキコウ縫製さんを取材させていただきました。
1976年に縫製工場を設立して以来40年以上縫製業に携わり、1998年からビーズソファの開発製造を始めました。
2021年からは「SDBs」という名前で、廃棄されたビーズクッションを回収してアップサイクルした商品を販売しています。
このページでは、タキコウ縫製さんで作られるハナロロビーズクッションの「素材・製造・使い方・手放し方(アップサイクル)」を掲載しています。
タキコウ縫製の「ハナロロ」ビーズクッション 一生動画「素材・製造・使い方・手放し方(アップサイクル)」
「素材・製造・使い方・手放し方」というモノの一生が見られるものを
「一生動画」と呼んでいます。
他では見られない、想いの詰まった「商品の一生」をぜひご覧ください。
エシカルポイント
1.アップサイクル
廃棄されるものを再利用して別の商品を作ることで、廃棄物を減らします。
2.サーキュラーエコノミー(循環型経済)
消費された製品を資源としてリサイクルし、廃棄物と新しい資源の利用を減らします。
3.プラスチックごみの低減
ビニール袋の梱包をやめて、プラスチックごみを削減しています。
タキコウ縫製 「ハナロロ」ビーズクッション、植木鉢カバー(アップサイクル商品)
ハナロロ ビーズクッション ¥1,980~28,800(税込) ※2022年12月現在
※商品のサイズ・カバー種類によって値段は変わります。
![](https://ethicalnomori.com/wp-content/uploads/2022/12/takikou_1-1.png)
植木鉢カバー(アップサイクル商品) ¥2,000(税込) ※2022年12月現在
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タキコウ縫製 アップサイクルの取り組み「SDBs」とは?
Q.「SDBs」とはどんな取り組みですか?
A.今まで各家庭で廃棄されていた使用済みビーズの「回収」と「再利用」に取り組んでいます。
発泡ビーズを再利用した持続可能な商品開発を進めています。
「SDGs(エスディージーズ)」と「ビーズ」を掛けて「SDBs(エスディービーズ)」と呼んでいます。
![](https://ethicalnomori.com/wp-content/uploads/2022/12/circler_eco1.jpg)
Q.どんな手順で回収していますか?
A.新品のハナロロビーズクッションを購入してもらう場合、古いビーズクッションを回収しています。
回収手順は以下の通りです。
①ハナロロビーズクッション本体を購入する時に「回収サービスを利用する」を選択します。
②新しいビーズクッションをお届けしたら、段ボールをその場で開けて取り出します。
③古いビーズクッションをその段ボールに入れて配達員に渡してください。
これで回収完了です!
ハナロロビーズクッション以外の回収はしていません。
また、中まで染み込むような汚れがある場合は回収できません。
Q.「SDBs」でアップサイクルした商品には、どのようなものがありますか?
SDBsグリーンポット
植木鉢カバーにぴったりなグリーンポットです。
発泡スチロールと同じ素材の発泡ビーズで作られているので、保温・保冷性能はバッチリです。
冬の寒さに弱い観葉植物の植木鉢カバーにもちょうどよいです。
![](https://ethicalnomori.com/wp-content/uploads/2022/12/sd_pot3.png)
あぐらクッション
クッション内部に再生した発泡ビーズを使っています。
![](https://ethicalnomori.com/wp-content/uploads/2022/12/sdbagr8.png)
サーフボード
再生した発泡ビーズを固めた板から、サーフボード製作者によってハンドシェイプで作っています。
![](https://ethicalnomori.com/wp-content/uploads/2022/12/C0A77383-904F-4292-BBEA-35098A8BD0F8-768x1024.jpeg)
タキコウ縫製 「ハナロロ」ビーズクッションのストーリー
Q.「ハナロロ」ビーズクッションを造る材料は何ですか?
A.ポリスチレン樹脂を自社設備で発泡させて、発泡ビーズを作っています。
製造後に数日置いて乾燥させることで特有の匂いを低減させています。
日本製の難燃・低VOC原料を採用し全ての商品に展開しています。
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![](https://ethicalnomori.com/wp-content/uploads/2022/12/94B99F94-0E6D-423F-8516-0BC1B931C6C0-1024x768.jpeg)
Q.「ハナロロ」ビーズクッションはどのように作られていますか?
A.自社で製造した発泡ビーズをクッション本体に詰め込みます。
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クッションカバーも自社や国内協力工場などで作っています。
生地は一度に30枚を機械で裁断しています。
![](https://ethicalnomori.com/wp-content/uploads/2022/12/B3A17F9C-5F5B-4732-A368-B1C276B8C249-1024x768.jpeg)
裁断した生地を1つ1つ丁寧に縫い上げます。
お客様からの要望に応えて、改善できるところはどんどん取り入れています。
![](https://ethicalnomori.com/wp-content/uploads/2022/12/F245E8E7-92D5-4084-B8E7-26915D440732-1024x768.jpeg)
ブランド名の由来
「ハナロロ」という名前は、ジョン万次郎がアメリカの捕鯨船に乗って初めてハワイを訪れたときに、船長から
「万次郎、あれがハワイの一番大きな港 ホノルルだよ」
と、教えられたのを日記に書いた「ハナロロ」から名つけました。
島全体が癒しの空間であるハワイ。
皆さまのお部屋を癒しの空間にしたい。
そんな想いが込められています。
![](https://ethicalnomori.com/wp-content/uploads/2022/12/998679C0-C036-4B06-BC0B-ED3F1346A628.png)
タキコウ縫製の「ハナロロ」ビーズクッション 一生動画「素材・製造・使い方・手放し方(アップサイクル)」
「素材・製造・使い方・手放し方」というモノの一生が見られるものを
「一生動画」と呼んでいます。
他では見られない、想いの詰まった「商品の一生」をぜひご覧ください。
![](https://ethicalnomori.com/wp-content/uploads/2022/10/7B8F2174-9ABC-4AF8-B302-8FE639D5A21B-150x150.jpeg)
ビーズクッションは使い捨てとなってしまうものだと思っていましたが、ビーズを詰め替えたり、さらには回収してアップサイクルする取り組みをしている企業があると知りとても驚きました。
へたってしまった後に、回収するサービスがあると知るだけで安心して選ぶ材料にもなりますね。
長く大切に使い、最後は別の商品にアップサイクルしてもらえたら罪悪感なく手放すことができると思いました。
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