デッドストックになった美濃和紙をアップサイクルしてイヤリングなどアクセサリーを作っているマッチュルームさんを取材させていただきました。
伝統工芸品でもある美濃和紙の持つ美しさを存分に引き出したアクセサリーは、特別な日だけでなく普段から使いやすいデザインになっています。
このページでは、マッチュルームさんが作り出す美濃和紙のアクセサリーの「素材・製造・使い方・手放し方(修理)」を掲載しています。
マッチュルーム 一生動画「素材・製造・使い方・手放し方」
「素材・製造・使い方・手放し方」というモノの一生が見られるものを
「一生動画」と呼んでいます。
他では見られない、想いの詰まった「商品の一生」をぜひご覧ください。
エシカルポイント
1.アップサイクル
廃棄されるものを再利用して別の商品を作ることで、廃棄物を減らします。
2.伝統工芸品
古くから続く伝統技術を継承することで、地域の活性化に繋げます。
3.プラスチックごみの低減
プラスチックの緩衝材を使用せず、かんなくずを使い、プラスチックごみを削減しています。
マッチュルーム 美濃和紙のアップサイクル イヤリング
マッチュルーム 美濃和紙のアップサイクル イヤリング ¥1,000~2,600(税込) ※2023年1月現在
※商品のデザインによって値段は変わります。
美濃和紙を使ったヘアクリップ、ポニーフック、ネックレス、タイピンなどもあります。
マッチュルーム 美濃和紙アップサイクル アクセサリー の ストーリー
Q.材料は何ですか?
A.岐阜県美濃市にある松久永助紙店の倉庫に眠っていた、デッドストックの美濃和紙を使っています。
美濃和紙は伝統工芸品になります。
これは「落水紙」と呼ばれる和紙です。
水滴を上からぽたぽたと落として模様が作られています。
典具貼紙(てんぐじょうし)という、透けて見えるほど薄い美濃和紙を使った商品もあります。
美濃和紙の典具貼紙は、現在では製造できる職人さんがいないためとても貴重な物になります。
※店頭に並ぶことなく蔵で眠っていた蔵出しの商品です。
Q.誰がどのように作っていますか?
A.マッチュルームのアクセサリーはすべて私一人で作っています。
まず、和紙を型に合わせて切ります。
和紙の切れ端も、何かに使えないかなと思い大切に保管しています。
型にレジン液を入れて、切った和紙を入れます。
レジンを硬化させて、金具を取り付けたら完成です。
レジンの中に封じ込めることで、和紙が持つ繊細な模様が浮かび上がります。
Q.商品を発送する時、どんな風に梱包していますか?
A.発送時の箱に入れる緩衝材に東濃ひのきの「削り華」を使っています。
「削り華」とは「かんなくず」のことです。
岐阜県加茂郡八百津町にある伊藤建具さんの「削り華」をアップサイクルしています。
ひのきの匂いが飛ばないように袋に入れてお送りしています。
開封後は、下駄箱の消臭剤に使ったり、お風呂に入れてひのきの香りを楽しんでください。
Q.廃棄や修理などはどうすれば良いですか?
A.ピアスやイヤリングを片方だけ無くしてしまった場合、片方のみの販売もしています。
また、一部が壊れてしまった場合や、金具をピアスとイヤリングを交換したい場合など、修復可能な限り対応しています。
材料がない場合や、状態によってはご対応できない場合がございます。
一度お問い合わせください。
マッチュルーム 一生動画「素材・製造・使い方・手放し方」
「素材・製造・使い方・手放し方」というモノの一生が見られるものを
「一生動画」と呼んでいます。
他では見られない、想いの詰まった「商品の一生」をぜひご覧ください。
美濃和紙の持つカラフルな美しさが全面に出たアクセサリーは、とてもかわいいものばかりでした♡
制作時に出てしまう和紙の切れ端を大切に取って置いたり、発送時に東濃ひのきの削り華を緩衝材に使ったり、マッチュルームさんのエシカルなこだわりが随所に感じられました。
本当にたくさんの種類のアクセサリーがあるので、必ずお気に入りが見つかりますよ~!
▼ブランド紹介
コメント