Think Scrapは、シートベルト端材を使ったアップサイクルブランドです。
株式会社東海理化から生まれたブランドで、自社のシートベルト装置の工場でどうしても出てしまうシートベルト端材を新しい商品へ生かしています。
自社だけでなく地域を巻き込んで、廃棄物削減とアップサイクルに取り組んでいます。
丈夫なシートベルトの良さを生かしつつデザインや使いやすさにもこだわった商品を作っています。
エシカルポイント
1.アップサイクル
廃棄されるものを再利用して別の商品を作ることで、廃棄物を減らします。
2.地産地消
地域内の端材を使い製造することで、輸送におけるCO2排出量を減らし、地域の活性化に繋げます。
Think Scrap の ストーリーと想い
Think Scrap が 伝えたい想い
- シートベルト端材を価値あるものにアップサイクル
- 端材が出てしまう地域のメーカーと一緒にアップサイクルする
- 製造工程まで地域内で完結させて輸送エネルギーを減らす
Think Scrap ブランド 立ち上げのストーリー
Think Scrapは株式会社東海理化の中で新規事業として生まれた、
シートベルト端材をアップサイクルするブランドです。
株式会社東海理化では、自動車に欠かせないシートベルト装置を生産しています。
製造工程で、毎日約300kgものシートベルトの端材がどうしても出てしまいます。
端材を減らす取り組みを同時に実施していますが、ゼロにすることはできません。
シートベルト端材は産業廃棄物として回収されて、
熱処理を経てからアスファルトの原料などに再利用されていました。

2020年、東海理化の社内で新規事業としてのアイデアが募集されました。
その中に多くあった意見が
「シートベルト端材の活用で循環型社会への貢献を検討したい」
というものでした。
シートベルト端材を産業廃棄物ではなく別の形で生かす方法を模索して
Think Scrapはスタートしました。
▼地域で作り出す取り組み 縫製工場「株式会社まるか」との出会い
シートベルトをアップサイクルするには、
硬くて厚い生地を縫うことができる縫製工場の協力が必要になります。
多くの縫製工場に協力を求めましたが、なかなか引き受けてもらえませんでした。
そんな中「株式会社まるか」と出会い、
デザイン案からすぐサンプル品を作ってくれました。
Think Scrapの商品は、サンプル試作・設計・製造まで
まるかの全面的な協力の元、作られています。

▼地域の端材を生かす取り組み「株式会社チームライク」との出会い
「他業界のメーカー様も生産工程で発生する端材の活用方法に悩まされていないか?」
この発想から地域のメーカー様にお声がけしました。
テントメーカーの「株式会社チームライク」から
ビニールカーテン端材をご提供いただけることになりました。
シートベルト端材とビニールカーテン端材を組み合わせて
新たな価値のある商品を作り出す取り組みが始まりました。

Think Scrapの由来
「端材を使って価値あるモノを作り出す。」
という活動のブランド名を「Think Scrap」と名付けました。
英単語のThink (日本語で考えるという意味)とScrap (日本語で端材)を組み合わせました。
「端材を活かすために考慮」するという意味です。
Think Scrap シートベルト端材を使ったバッグ の 一生!
Think Scrapのシートベルト端材を使ったバッグの素材・製造・使い方・手放し方を追った動画「一生動画」を公開中です!
どのような素材で、どのように作られたのかを動画でまとめています。
ぜひご覧ください。
Think Scrapのシートベルト端材を使ったバッグの「一生動画」

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