「白雪ふきん」は蚊帳生地を使ったふきんや布製品のブランドです。
奈良県奈良市にある「株式会社 白雪」の工場で丁寧に作られています。
元々、蚊帳生地の製造業を営んでおり、現当主の祖母が蚊帳生地の端切れを有効活用してふきんに仕立てたところ、評判を呼ぶようになりました。
現在では、白雪ふきんだけでなく友禅染めを施した美しいデザインのふきんなど様々な商品がラインナップされています。
このページでは、「白雪ふきん」ブランドと「株式会社 白雪」をご紹介をしています。
エシカルポイント
1.自然素材・コンポスタブル
生分解性のある自然素材を使うことで、廃棄時の環境への負荷が低くなります。
2.廃棄物削減
使い捨てでなく何度も繰り返し使えるため、廃棄物削減に繋がります。
白雪ふきん の ストーリーと想い
白雪ふきん が 伝えたい想い
- 伝統の「奈良晒」をルーツに持つ『蚊帳生地』の良さ
- 何度も繰り返し使える丈夫な『蚊帳生地』
- 自然に還る素材を使うこと
- キッチンに映える華やかなデザイン
白雪ふきん ブランド立ち上げのストーリー
『白雪ふきん』は、奈良県奈良市にある株式会社 白雪で作られているふきんのブランドです。
現当主の祖母が、蚊帳生地の端切れを有効活用して、自家用にふきんとして仕立てて使っていました。このふきんが、とても使い勝手がよかったため、友人・知人に差し上げたところ、大変なご好評をいただきました。
より多くの方に、お求めいただけるようにと、一定の寸法で製造したのが「白雪ふきん」の始まりです。現在では、奈良 東大寺で毎年行われる大仏様のお身拭いにも献納しております。
株式会社 白雪 の 歴史
昭和31年に蚊帳製造業を営む垣谷繊維として創業しました。
古来、奈良は王朝文化の中心地でした。
都が移された平安期以降も、豪華な宮廷建築や寺院・神社の内装儀式用など、特殊な織物を求められることが多く、さまざまな織物技法が鍛錬され、開花しました。
中でも麻織物は、鎌倉時代、南部寺院用に織られていたという記録があり、16世紀末頃には現代においても上質な晒の代名詞である「奈良晒」が誕生しました。
江戸時代になると、奈良晒は大和木綿・大和絣など、綿織物の技法と融合することで大きく発展します。それまで綿糸は人の手でつむぐのが一般的でしたが、明治時代に機械式紡績が導入され、タテ糸に機械式紡績糸を使用した片麻蚊帳が普及します。
以降、高級品として庶民に手の届かなかった蚊帳が一気に身近なものになり、奈良の地場産業として大きな発展を遂げました。
(白雪ふきん公式サイトより引用)
現代では蚊帳を使うことは減ってきましたが、ふきんや手ぬぐい等に生まれ変わったことで、
蚊帳生地の良さをより身近に実感できるようになりました。
ギャラリー
工場の隣にあるギャラリーでは「ふきん」だけでなく
「はんかち」「てぬぐい」「バスタオル」の他「小物」なども展示販売されています。
友禅染を施したふきんは、華やかなデザインでキッチンを明るくしてくれます。
「白雪ふきん」の 由来
素材・縫製にこだわり製造しましたところ、
白雪ふきん公式サイトより
従来のふきんにはない吸水性と素早い汚れ落ち、
さらりとした使用感のふきんが誕生しました。
長期にわたり雪のような白さを保つという商品の特性から
“白雪ふきん”と名付けました。
雪のように純白なふきんですが、汚れ落ちもよく、いつまでも白さを保つことができます。
そんな商品の特徴をとらえたネーミングです。
白雪ふきん・白雪友禅ふきん の 一生!
白雪ふきん・白雪友禅ふきんの素材・製造・使い方・手放し方を
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どのような素材で、どのように作られたのかを動画でまとめています。
ぜひご覧ください。
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