【動画あり】洗剤なしで食器洗い「びわこふきん」の「素材・製造・使い方・手放し方」

 愛知県豊橋市に本社を構える「朝光テープ有限会社」が作る、
大人気「びわこふきん」について独占取材させていただきました。

 伝統的な「がら紡」の技術で原綿から糸を紡ぎ、
日本ではもう数台しか動いていない歴史のある織機でふきんを作っています。

さらに、できたふきんは洗剤いらずで食器を洗える
大人気の「びわこ」のふきんです。

 このページでは、びわこふきんの「素材・製造・使い方・手放し方」を掲載しています。

ここでしか見られない
びわこふきんのおすすめの使い方
「素材・製造・使い方・手放し方」がわかる貴重な動画があります
ので、
ぜひご覧ください。

目次

びわこふきん 4つのエシカルポイント

1.伝統技術

 伝統的な「がら紡」という技術で糸を紡ぎ、絶滅しかけている織機でふきんを織っています。

2.自然素材

 素材は、綿100%です。食器洗い時、廃棄時の環境への負荷を減らします。

3.小規模生産

 昔ながらの製法で、サステナブルに運営できる量のみ生産しています。
生産できる量に限りがあるので、売り切れ必至です。

4.洗剤いらずで食器洗い

 びわこの特徴です。洗剤を使わずに食器を洗えるので、環境への負荷を減らします。

びわこふきん

びわこ(生成り/白) ¥495(税込)

※人気商品で品薄のため、高額で転売されているケースがあります。
正規販売店「住まいと暮らしのドアーズ(楽天市場)」「HANDS(実店舗のみ)」などで
お買い求めください。
※HANDS 実店舗では、店舗によって在庫状況が異なります。
詳細は、店舗ごとに在庫をお問い合わせください。

びわこふきんの一生動画「素材・製造・使い方・手放し方」

「素材・製造・使い方・手放し方」というモノの一生が見られるものを
「一生動画」と呼んでいます。
他では見られない、想いの詰まった「商品の一生」をぜひご覧になり、
知らなかったびわこのストーリー是非お楽しみください!

びわこふきんのストーリー「素材・製造・使い方・手放し方」

Q.びわこふきんの材料は、何ですか?

A.材料は、メキシコ産の原綿です。
 製品の品質、量、価格を安定させるため、
オーガニックコットンは使用していません

 完成品は、綿100%です。

Q.びわこふきんは、誰がどのように作っていますか?

A.作っているのは、朝光テープ有限会社の社員3名です。

 200㎏の塊で届く原綿を少しずつほぐしていきます。
半分手作業、半分は昔ながらの機械を使います。

 昔ながらの撚り子(よりこ)※1製造機で、撚り子を作っていきます。
※1_撚り子とは、がら紡の機械にセットできるよう、形を整えた綿の塊です。

 先ほど作った撚り子を、がら紡機にセットしていきます。
一つ一つ手作業で撚り子をつぼと呼ばれるブリキ製の筒に入れていきます。

この作業が結構負担なんだとか…

 がら紡機を回転させ、上から糸を引っ張り、
手作業で1本ずつ撚り子のあたまにくっつけます。

 撚り子のあたまに糸を挿すと綿が絡まり、どんどん糸が紡がれていきます。

撚り子3本分を巻き上げて1本の糸になります。
1本の糸になるのに、おおよそ3日もかかります。

糸が切れてしまいやすいので、
夜中にがら紡機を稼働させていても
そのうちの半分は糸がきれてしまっているそうです。
がら紡のあの特徴的な糸を作り出すのに
相当な時間と労力がかかるのが分かりました。

 出来た糸2本を撚って、撚糸(ねんし)にしていきます。
2本の糸を撚ることで、糸の強度を高めます。

 撚糸をさらに、
経糸(たていと)用と緯糸(よこいと)用に
撚っていきます。

 経糸は引っ張られやすいので、緯糸よりも強く作ります。

 できた緯糸を、木管と呼ばれるボビンに巻き直していきます。
この機械も半自動です。

 木管をシャトルと呼ばれる緯糸を滑らす道具にセットします。
これで、びわこを織る準備は完了です。

  びわこは、伝統的な織機で織られています。
最近はあまり見かけない織機です。
あえて小幅の織機を使用することで
生地の耳を一緒に作れます。

たまに止まるときがありますが、
壊れてしまっても、もう部品は製造されていないため、
現役を終えた織機を他から譲ってもらい、保管しています。

 びわこを織ったら、
別の会社で薬品処理してもらいます。
苛性ソーダや過酸化水素水、酢酸など最低限必要な10種の薬品を使用し、
前処理→漂白→後処理→湯洗い→酸洗いをしています。

薬品処理をすることで、
びわこに水が染み込みやすく
使いやすい
ふきんになります。

また、漂白することで白色のびわこを作ることができます。

Q.びわこふきんを長く使うためにはどうすれば良いですか?

A.油汚れ用、水汚れ用で複数枚分けて使いまわすのがおすすめです。
使った後は、水気を絞り、早めに乾かすと長持ちします。
長持ちすると数年使用できます。

びわこだけで食器洗いができますが、
びわこ自体の油汚れなどがどうしても気になる際は、
食器洗い洗剤でびわこを少し洗うと良くなります。

煮沸消毒などの方法もあります。

長く使って薄く硬くなってきた場合は、
台ふきんや靴磨きとしても使用できます。

様々な使い道があるので、
それぞれが納得できる使い方で末永く使ってもらえるのが
一番良いです。

Q.びわこふきんを手放すときは、どうすれば良いですか?

A.綿100%なのでコンポストが可能です。
コンポストをしない場合は、
自治体の処分ルールに従って手放してください。

びわこふきんは、生産量に限りがあります
一枚を大切に末永く使っていただけるのが嬉しいです。

びわこふきんの一生動画「素材・製造・使い方・手放し方」

「素材・製造・使い方・手放し方」というモノの一生が見られるものを
「一生動画」と呼んでいます。
他では見られない、想いの詰まった「商品の一生」をぜひご覧ください。

びわこふきんのさらに詳しいストーリーは、こちら▼
知らなかったびわこのストーリー是非お楽しみください!

※人気商品で品薄のため、高額で転売されているケースがあります。
正規販売店「住まいと暮らしのドアーズ(楽天市場)」「HANDS(実店舗のみ)」などで
お買い求めください。


※HANDS 実店舗では、店舗によって在庫状況が異なります。
詳細は、店舗ごとに在庫をお問い合わせください。

 びわこふきんはその名の通り、
昔、琵琶湖の水質汚濁が問題となったときに完成したふきんです。

 作り方が変わっていないので作れる量に限界があるのは
取材を通して実感しました。

 今あるものを大切にしていきたいです。

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