朝光テープ有限会社さんは、洗剤を使わずに食器洗いができる「びわこふきん」の生みの親です。
長年に亘り、変わらず「びわこふきん」を作り続けてきました。
このページでは、「びわこふきん」のストーリーについて書いていきます。
びわこふきんの4つのエシカルポイント
1.伝統技術
伝統的な「がら紡」という技術で糸を紡ぎ、絶滅しかけている織機でふきんを織っています。
2.自然素材
素材は、綿100%です。食器洗い時、廃棄時の環境への負荷を減らします。
3.小規模生産
昔ながらの製法で、サステナブルに運営できる量のみ生産しています。
生産できる量に限りがあるので、売り切れ必至です。
4.洗剤いらずで食器洗い
びわこの特徴です。洗剤を使わずに食器を洗えるので、環境への負荷を減らします。
びわこふきんのストーリーと想い
びわこふきんの伝えたい想い
- 伝統的な「がら紡」の良さ
- 環境への配慮
- モノを大切に、大量に買わないようにする考え
- 小規模生産でミニマムに生きる幸せ
びわこふきん立ち上げのストーリー
びわこふきんは、愛知県豊橋市にある朝光テープ有限会社が作っています。
びわこふきんを作っているのは、社長と従業員のたった3名です。
その昔、滋賀県にある琵琶湖の水質汚濁が、
洗剤に含まれたリンによって引き起こされ、
住民による洗剤追放の運動がありました。
その時、先代の社長が、
ちょうど洗剤を使わずに食器を洗えるものは無いかと考え誕生したのが
「びわこ」のふきんです。
当時は似たような製品を作る会社も多かったようですが、
時代の流れに乗って周りの製品はどんどんと変化や撤退をしていったそうです。
その中でも変わらず「びわこふきん」を作り続けてこられました。
今、環境問題などに関心がある世の中になり
エシカルなどが注目される中、
数年前から再び「びわこふきん」が脚光を浴びています。
話は少し違うかもしれませんが、
びわこふきんを作る朝光テープ有限会社の社長は、
人気が出ているからといって、生産規模を変えるつもりはないそうです。
なぜなら、自分たちが無理なく生産できる量は決まっているから。
モノが無い時代は、モノをたくさん買うことが幸せだと思っていたそうですが、
モノが溢れる現代では、そうではないと気付いたそうです。
自分たちに持てる量は決まっていて、幸せはモノではないということです。
「びわこふきん」を作る機械は古く、
止まることも多々あり、
手作業の部分も多い製造方法なので
生産できる量には限りがあります。
焦らず、今持っている「びわこ」を大切に
必要な分だけ手に取ってくださいね。
ミニマリスト思考の社長曰く「びわこ」は、
「がら紡」の良さが最大限に引き出されたベストな製品なんだそうです。
朝光テープ有限会社は、
「びわこ」が主力商品で、
びわこの白・生成り以外には、サイズと粗さが違う「和太布」しかありません。
現在は、「がら紡」一本勝負で、
その伝統を守り続けている朝光テープ有限会社です。
びわこふきんのがら紡で作る魅力
がら紡で作ったびわこふきんは、
表面が不規則に凹凸しており、
布自体に汚れを良く吸着します。
そのため、洗剤を使わずとも
食器の汚れがしっかりと取れます。
洗剤を使わずに洗えるので、
手荒れもしません。
生活排水での環境汚染も少なくなります。
びわこふきん の名前の由来
びわこふきんのストーリーの通り
琵琶湖をこれ以上汚さないように作られたふきんだからだそうです。
朝光テープ有限会社の「びわこふきん」の一生!
「びわこふきん」の製造からお手入れ方法までを追った動画「一生動画」を公開中です!
素材、製造方法、使い方、手放し方を動画でまとめています。
ぜひご覧ください。
びわこふきん の「一生動画」が見られるページ▼
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 私は、1962年12月23日、愛知県豊橋市瓦町113番地(住所は会社住所として公開済)にて、日本の伝統的織物「がら紡」を守る「有限会社朝光テープ」の家(自宅兼工場)に生まれました。 ●朝光テープのガラ紡ふきんについて。 […]