愛知県岡崎市の歴史のある材木屋、岡崎製材株式会社さんの
「HAZAI® project」第二弾の動画を作成させていただきました。
一枚板のテーブルを作る際に発生する捨てられてしまうはずの端材に、
新たな価値を与えるアップサイクルのブランドです。
このページでは、身長計の「素材・製造・使い方・手放し方」を掲載しています。
ここでしか見られない貴重な動画が最後にありますので、ぜひご覧ください。
エシカルポイント
1.アップサイクル
木の端材からアップサイクルすることで、廃棄物を減らすことができます。
2.自然素材
自然素材のみを使用して作ることで、廃棄時の環境への負荷を減らします。
また、お手入れをすることで長く使うことができます。
3.小規模生産
端材が出た分だけ作ることで、大量生産・大量廃棄を減らします。
岡崎製材 HAZAI® project 森の身長計
森の身長計 HAZAI® project ¥12,100(税込) ※2022年11月現在
岡崎製材 HAZAI® project 森の身長計のストーリー
Q.材料は何ですか?
A.材料は、すべて天然の木材になります。
仕上げ時に身長計の表面に植物性オイルを塗りこんであります。
自社の一枚板のテーブルを製作する工程で、長さを調節するためにどうしても木の切れ端=端材(HAZAI®)がたくさん出てしまっていました。
本当は、端材の処理は、廃棄するのが一番効率のよい方法です。
しかし、木材のもつ美しさを知り尽くしているため、廃棄することはできず、これまでは主にDIY商材として販売していました。
高級一枚板テーブルの端材であるため、端材といえども価格としては決して安くはありません。
加工して販売することも検討していましたが、樹種によっては非常に硬く素人では扱いにくいため、職人の力が必要です。
プロの職人が手を加えていくと、その分販売価格として高価になるため
長年、商品化に踏み切れずにいました。
しかし創業100年を機に、廃棄されてしまう運命にある美しい端材たちを救い
命を吹きこむための「HAZAI® project」へ本格的に取り掛かることにしました。
Q.誰がどのように作っていますか?
A.作っているのは、社内の自然素材部 銘木チームの職人です。
主に天然木材を利用した家具や一枚板のテーブルなど、高級家具を製造しています。
テーブルの製造工程で出た端材を、指定の厚みになるまで機械で削ります。
側面をまっすぐになるように削ります。
型に合わせて、目盛りの溝を彫ります。
表面を研磨します。
紙やすりを使って、手作業で丁寧に磨き上げます。
最後に目盛りの焼き印を入れて、オイルで仕上げて完成です。
一枚板の高級テーブルを制作する時と同じ工程で、
職人が一枚一枚手作業で作り上げる身長計です。
Q.修理やお手入れ、手放し方はどうすれば良いですか?
A.身長計は基本的にメンテナンスの必要はありません。
身長を書き込んだり、
シールを貼ったり、
木の風合いが変化していったり、
経年変化をそのまま末永くお楽しみいただけると幸いです。
最後まで長くご使用いただけますと幸いですが、
もし手放す場合は、自治体の分別ルールに従って廃棄をお願いいたします。
岡崎製材 HAZAI® project 森の身長計 一生動画「素材・製造・使い方・手放し方」
「素材・製造・使い方・手放し方」というモノの一生が見られるものを
「一生動画」と呼んでいます。
他では見られない、想いの詰まった「商品の一生」をぜひご覧ください。
高級テーブルと同じ天然の無垢材を使用して作られた身長計は、
木の持つ美しさが存在感を放っていました。
1つとして同じものがない特別感を感じました。
この身長計は取り外しすることもできるので、引っ越しすることがあっても一緒に持って行けます。
いつまでも家族や子どもの成長を見守ってくれる存在になりそうです。
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